フォークリフト作業で安全運転のコツと日常的に気を付けていること

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【※当サイト記事は一部、プロモーションを含みます】

 

私Kuwaが(記事公開時)4年以上日常的にフォークリフトに乗る中で普段気を付けていることをまとめてみました。

これからフォークリフトでお仕事をされる方や乗り始めて間もない方、最近ヒヤリとすることがあった方などに向けて書きました。

また、ご自身で乗らなくても、フォーク作業者がいる職場の方や、フォークリフト免許の資格に興味のある方もよろしければおつきあいください。

『フォークリフトについて』はご存知の方は飛ばしてください。
 
 

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フォークリフトについて

免許について

倉庫・物流業や製造業などに興味があり働きたい方は、フォークリフト免許を持っていると有利です。
会社によっては免許取得制度などもありますが、事前に資格を持っていることで有利に働くと思います。

  • フォークリフト運転の適性があること、仕事に対しての意欲がわかる。
  • 会社は費用や時間を負担しなくて済む。
なかなか仕事が決まらないという方は先にご自身で取得してみるのも手です。
条件を満たしていればハローワークの教育訓練給付金制度が利用できます。
私は転職時にこの制度を利用させていただき、フォークリフト免許の受講代金4万円は自己負担ゼロでした。

 
 

フォークリフトの種類(+α)

一般的なフォークリフトには大きく分けて2つの種類があります。
 

カウンタバランスフォークリフト

  • パワーがある。
  • 重量物が運べる。

 

リーチフォークリフト

  • 小回りが利く。
  • 屋内など狭い場所に向いている。

 

パレット


荷物を載せる荷役台

荷役(読み⇒にやく・にえき)

使われる範囲が広く、荷物の取り扱いに係わる作業全般のことを荷役といいます。

少し例をあげると――、

  • トラックや船など輸送機器への荷物の積み込み積み下ろし
  • 倉庫への保管・出庫
  • 荷さばき・仕分け

これらの作業等やその付随作業も荷役作業です。
 
 

安全のためと、荷物を大切に扱うために

基本はバック走行(特に荷物の運搬時)

見通しの良い場所で走行するなら前進走行でもよいと思います。
(職場環境やルールにもよりますが)倉庫や工場、複数の車両が往来する中ではやはり、バック走行が基本です

屋外と屋内を出入りする際などに、人や車両が飛び出してくる可能性があります。
前進走行時の場合、荷物運搬時だと視界が悪くなり、低い障害物などに気付きにくくなります。

荷物の有無に関わらず前進走行だとフォークリフトのツメ(フォーク部分)よりも後ろに運転席があるため、気づくのが遅れてしまいます。
前進走行だと荷物が落下した場合、高積みだと運転者にあたるおそれがあります。
また、パレットなどから進行方向に落下してしまった場合はフォークリフトで踏んでしまいます。
 
 

棚やトラックの荷台などからパレットをとる場合

フォークリフトのツメは下からパレットに合わせる。

上からパレットの穴に合わせて差そうとすると、荷物を刺して傷つけてしまう可能性が高まります。
 
 

フォークリフトのツメを水平にする。

棚の高いところにあるパレットを取る場合、あらかじめツメを調整しておきましょう。
 
 

荷物を持ち上げる際には、パレットの裏面が少し浮く程度に持ち上げる。

フォークリフトのツメやパレットが他の荷物にぶつかることによる破損防止のため。
 
フォークリフト運転者からは死角になるところにも荷物が載っている可能性があるため。トラックの天井や保管棚の上部への接触防止のため。
 
 

フォークリフトのツメよりも短いパレットなどを荷役する場合

ツメの差し過ぎに注意しましょう!(重量物や荷物の形状によっては、走行時はしっかりと奥までツメを差しましょう。

ツメ(フォーク部分)が荷物から飛び出てしまうため、奥の荷物を傷つけてしまう可能性があります。
 
 

雨日の注意点

屋外作業がある場合、フォークリフトの操作にはいつも以上に注意が必要です。

路面(タイヤ)が滑りやすく、ハンドルを取られやすくなっています。いつも以上に急ハンドルや走行速度に気を付けましょう
フォークリフトのツメが濡れると、ツメとパレットが接している面も滑りやすくなります
注意しましょう。

 
 

急ハンドルは切らない!

  • 荷物がくずれる可能性があります。
  •  

  • 重量物を運んでいる最中に、速いスピードで走行しつつ急ハンドルを切ると、フォークリフトごと転倒する可能性があります。

 
 

その他、気を付けていること

  • フォークリフト駐車時はツメを地面まで下げる
  •  

  • 停車時にハンドルはまっすぐに戻しておく
  •  

  • シャッターなどをくぐる場合は、フォークリフトのマストやヘッドガード(屋根)、荷物などがぶつからないか気を付ける
  •  

  • 後方確認(周囲の確認)をしっかりと行う。
  •  

  • 荷物保管棚の上段(高所)に荷物パレットを置く場合は、パレットの端を棚から少しだけ手前に飛び出させて置く
    次回棚からの出庫時に、フォークのツメを合わせて荷物を取りやすい。
  •  

  • フォークリフトから体を出さない。(挟まれ防止)
  •  

  • フォークリフトの近くを通るときは声をかけることも大切です。

 
 
 
安全・健康は仕事でもプライベートでも大切ですね。
 
おつきあいありがとうございました。
少しでも何かのご参考になればと思います。

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