この記事を書いたKuwaです。
期間工を(トヨタ・スバル・日野で)合計約4年と、
派遣社員を(日総工産にて)約3年を経験しました。
期間工募集の応募フォームに入力を済ませた後に、面接場所や日時の案内が届きます。
面接場所は会場にもよると思いますが、会議室のようなスペースで行われることが多いようです。
スバル ⇒ ビルの会議室(東京)
日野自動車 ⇒ 駅の会議室(群馬)
上記はあくまでも、私が受けた時の面接地と会場です。
いずれも会社ホームページなどから直接応募していました。
トヨタと日野の時は、会社関係者だったはずですが、東京でスバルの面接を受けた時は、委託を受けた企業の面接官のようでした。
面接は主に、面接官が履歴書を見ながら質問をして、それに答える流れで進行していきます。
『この時の仕事はなぜ辞めたのですか?』
『前職とその前の仕事の間に空いている期間がありますが、何をされていたのですか?』
――とかです。
はじめてであれば、
『交代勤務やきつい仕事もありますが大丈夫ですか?』
などときかれることもあるかもしれません。
面接の最後のほうで『いつ頃から勤務できそうですか?』と尋ねられます。
(募集企業の方で期間工の受け入れ日程が決まっているためです)
せっかく面接を受けるのだから、採用されたい!!
どういう人が受かるのだろうか!?
面接時に見られるところ。 こういう人が採用されやすい
- (若くて)やる気や体力がある人
- 資格を持っている人(フォークリフト・溶接・玉掛、など)
- 期間工経験者(自社・他社問わず)
- (30~50代でもOK)ある程度協調性があって、工場勤務が可能で長期間勤務してくれそうな人
⒈
若いということは体力があり、伸びしろ(可能性)があるというふうに見られます。
また、学生時代にスポーツをしていたり、前職などで体力を使う仕事をしていたりすれば、アピールポイントになります。
やる気やまじめな性格、誠実さなどを面接官に伝えることも重要です。
期間工には長期間働いてくれて、まじめに仕事(勤務態度、異常時の報告など)ができる人が求められるからです。
⒉
資格を持っている人は、その資格を生かした作業に配属されることもあります。
フォークリフトの免許を持っている人は、フォークリフトを使った部品供給の作業を任されることも多いです。
年齢問わず、フォークリフト免許を持っていて乗りこなせる方は有利です。
資格を持っているけれども、フォークマンや溶接などをしたくないという方は、履歴書に書かないでおくか、備考欄に配属希望を書いておくと良いと思います。
⒊
他社の期間工であっても経験者は強いです。
期間工として勤務した実績があるので、未経験の方よりも長期間働いてくれる可能性が高いからです。
満了(2年11ヶ月)で退職した人はもちろんのこと、半年、1年、2年勤務した人でも、しっかりと理由を説明できれば大丈夫です。
例としては、
今回は続けられるなら、満了まで勤務したいです’
‘前回は○○(自然災害や経済状況)で生産台数の減産で、契約更新できませんでした。
自動車の製造に関わる仕事が好きなので、もしも社員試験を受けられるなら、目指してみたいです’
――といった感じです。
満了まで勤務しなかった方は、前回の辞めた理由と、今回はもっと長く勤務する意志があることを伝えられると、より合格できる確率が上がると思います。
⒋
40歳前後で未経験であっても、車輛やフォークリフトを使った部品供給の仕事やラインに供給する部品を組み立てる工程などもあり、採用の可能性は十分あります。
あなたの魅力的な人柄についてや、生かせそうな人生経験(職歴)ある、体力には自信があるなどがあれば、面接官にしっかりと伝えましょう。
自動車会社の求人状況なども合否にはかかわってくると思いますが、40、50代の方も積極的に採用している企業とそうでないところがあるようです。
仮に1社目で合格できなくても、次は採用になる可能性もあります。
募集企業が期間工に求めていること
期間工を募集して採用をするにもコストがかかるので、まじめそうで、長く続けてくれそうな人を採用します。
健康で体力があることも大切です。
体力がないと、工場での仕事をこなせませんし、不健康だと働き続けられません。
健康面で要注意な方はそもそも、入社時の健康診断に引っかかります。
勤務地に赴任したとしても、健康診断の再検査でも引っかかってしまうと、期間工として勤務ができません。
寮や職場で問題を起こさなそうな人かどうか、面接時に見られます。
入寮した場合、社員寮には数百人以上暮らしているところもあります。
(もっと多い場合もあります)
配属先では、各班で行うサークル活動があります。
掃除をしたり、作業の改善点を話し合ったり、社員教育などがあったりします。
ある程度、協調性やコミュニケーション能力があることも大切だと思います。
まじめに仕事に取り組む姿勢も大切です。
日々生産される自動車は信用のカタマリです。
不良品が世に出てしまうと、リコールになったり、クレームになったりします。
人命にもかかわります。
また仕事中に、トラブルが発生したり処置が遅れてしまうと、生産が遅れてしまいます。
異常を発見した時には、速やかに報告する必要があります。
面接時の服装と履歴書について
面接時の服装はスーツが無難ですし、一番良いと思います。
なぜなら、面接官がスーツだからです。
スーツを持っていない方は、私服でも構わないと思います。
私服だからといって落ちるわけではないようです。
持っている服の中で、清潔感のある場に適した服を選んでください。
ただ、第一印象としてスーツの方が、社会性や常識があるというような印象持ってもらえると思います。
少しでも合格の確立を上げたいのであれば、スーツを着用しましょう。
履歴書に希望があれば書いておきましょう。
- 可能であれば、ライン作業や組み立ての仕事を経験してみたいです。
- 乗り物が好きなので、搬送車輛を使った部品供給の仕事に興味があります。
- 知人が働いていることもあり、可能であれば○○工場での勤務を希望致します。
↑ 例えば上記などです。
配属先が決まるのは、面接に合格した後です。
赴任をして健康診断も問題なかった人たちを、自動車会社の担当者が振り分けていきます。
希望を書いておくと、(あくまで多少ですが)希望を考慮してもらえる場合があります。
採用した側も、期間工として長く働いて欲しいからです。
ただ、面接時には、
希望はあくまでも希望ですので、どこに配属されてもしっかり仕事をします
――というような姿勢を見せることも大切だと思います。
こういう人が受かりやすいですよ――という内容を書きました。
こうでなければ、採用されないというわけではありません。
少しでも面接対策のご参考になれば幸いです。
多くの企業が期間工を募集しています。
応募先をまだ決めていない方はこちらで求人情報を見比べてみてください。
(日総工産の求人ナビ) ⇒ 求人情報
期間工(自動車会社の直雇用)に応募する場合に、派遣会社(の紹介)を経由することで、採用されるためのサポートを受けられたり、別途手当がもらえる場合もあります。