浴室に入って、給湯器のリモコンを見ると、いつもは時刻が表示されているところに888が表示されていました。
チカチカと点滅し続けていてかなり目障りでした。
停電やブレーカーが落ちた記憶もなく、電源を入れ直しても消えません。
それはエラーコードでした。
メーカーや機種によって、操作方法が異なるため案内をしてもらいましょう。
因みに、わが家の給湯器は使用して約3年程でした。
今回は誤表示かなと思い対応しました。
(――この話は記事後半にて)
給湯器のエラーコード888や88について
エラーコード888や88が表示されるのは故障ではありません。
通常通り(今まで通り)使用できます。
(※【長期使用製品安全点検制度】により、平成21年(2009年)以降に製造・輸入された製品が対象)
点検をする場合は有償点検となります。
(点検費用としては概ね1万円程度かかります)
設置されてから10年以上経過した給湯器は経年劣化もあり、故障する可能性が高くなっています。
事故を未然に防ぐ意味合いもあります。
家庭用 ⇒ 10年程度で表示されます。
業務用 ⇒ 3年程度で表示されます。
エラーコードの解除は基本的に各社メーカーのサービスマンが行うことになっています。
メーカーのコールセンターへ電話をして解除方法を教えてもらうこともできます。
コールセンターに電話をして888を解除しました
コールセンターに電話を掛けて以下のことを伝えました。
- エラーコード888が表示されていること
- 使用をはじめてから3年経つくらいだということ
すると下記の案内をされました。
- 作業員を派遣すると、出張・点検費用として(税込)約1万円かかります。
(保証期間内であってもかかります)点検の結果、部品交換など修理が必要であれば、(保証期間内なので)無料修理になる
- 今回は、使用年数が3年程度ということで一度リセットをして様子を見ましょう。
――というわけで、エラーコードの解除方法を案内してもらいました。
もしかして、業務用の設定になっているの?
そんなことあるの?
上記のような疑問は少し残りますが、
無事解決できました。
長期使用製品安全点検制度が大幅に見直されました
令和3年8月1日から長期使用製品安全点検制度の対象品目が変更されました。
特定保守製品として指定されていた7品目が除外されました。
ガス給湯器も除外されており、以前より事故率が大きく低下した為です。
<長期使用製品安全点検制度>
長期使用製品安全点検制度は、製品を購入した所有者に対して、メーカーや輸入業者から点検時期をお知らせし、点検を受けていただくことで、事故を防止するための制度です。
対象となるのは、所有者自身による保守が難しい設置型の製品で、経年劣化によって火災や死亡事故などの重大事故を起こすおそれがある製品(特定保守製品)です。
(以下略)
(詳しくはこちら)引用元:経済産業省
対象から除外されたものの、安全の観点から今後も適切な時期に点検することを推奨しています。
安全のためにも点検を受ける。
もしくは近いうちに買い替えを検討してみることが望ましいようです。